市立や県立の保育園に勤める保育士は公務員となります
男性の保育士も増えてきましたが、やはり女性の一緒の仕事として人気の高い保育士。
この仕事は公務員なのでしょうか?
このページの目次
公務員の保育士と公務員ではない保育士

保育士は公務員?
結論から言えば、「公務員の保育士もいるし、公務員ではない保育士もいる」ということになります。
民間の保育園に採用されれば、公務員ではありません。
逆に市立の保育園に採用されれば、その瞬間から「公務員」になります。
さて、公務員保育士と民間保育士の間では、いくつかの違いがあります。
公務員保育士の場合も民間保育士の場合も当然採用試験があります。
これに合格すればいい、というのは看護士と同じです。
看護士との違いは採用枠
しかし看護士と決定的に違うのが、「採用枠」が極小である、ということ。
保育士は看護士と違い、通信教育などでも得られる資格です。
加えて少子化の影響もあって、採用枠はどんどん狭まっていっています。
特に公立の保育園の場合、「あき」がないと募集がかかりません。
そのため、「公務員の保育士として働きたい!」という強い要望があった場合、就職はぐっと厳しくなります。
公務員保育士の場合、年々昇給していきます。
しかし民間の場合、例えば超高級保育園やハイグレードなところに就職した場合や経験値、特技が考慮されますが、公務員の場合それはありません。
公務員保育士の場合転勤もありますので、その点も考慮しなければなりません。
ただ、公務員保育士の場合安定性があるのは事実。
ある程度長く働きたいというひとにはお勧めでしょう。
前のページ |
次のページ |