非常に過酷な警察官という仕事と採算性と理想論
警察官を志す人が志望にあげる理由は、二つあります。
一つは現実的な面。
高い年収、保証、安定性、社会的な信用、整った福利厚生がその中心でしょう。
もう一つは思想面。
警察官になって困っている人を助けたい、交通事故を減らしたい、犯罪を減らしたいなどの正義感によるものです。
このページの目次
非常に過酷な警察官の仕事

過酷な警察官の仕事
警察官の仕事は非常に過酷です。
いつ鳴り出すか分からない電話、怪我、逆恨み、酔っ払いの相手、年をとってからも続く夜勤。
それらが職業人生中ずっと続きます。
安定性や年収の高さを考慮しても、効率のよい仕事ではありません。
しかしだからといって、理想だけでも勤め続けることは難しいです。
安全のための店内巡回が「客に威圧感を与えるからやめろ」といわれることがあります。
酔っ払いに粘着され、暴れられることもあるでしょう。
補導した子供の親が逆切れすることもあれば、「税金で食ってるくせに」と罵られることも珍しくありません。
警察官という仕事と採算性と理想論
正しく、相手のことを思いやっての言動であっても、受け入れられないという状況には何度も出くわします。
お金をもらっていなければやれない仕事だ、とすぐに気がつくでしょう。
警察官という仕事は、計算で務まるほど採算性のいい仕事ではありません。
そして理想論だけで務められるほど、綺麗な仕事でもありません。
警察官は、自分の子供が「警察官になりたい」「警察官と結婚したい」と言えば、嬉しい反面反対するでしょう。
ですがそのような「負の側面」を知って尚、志す人がいることは大変喜ばしいことだと思います。
頑張ってくださいね。
前のページ |
次のページ |